エケベリアの花とダニの話
こんにちは、ジェマフォリアです。
我が世の春という感じで、
ハウスではエケベリアたちが一斉に花茎を伸ばしています。
多肉植物のお世話でよく話題になる
「花が出てきた場合、切ったほうがいいのか問題」。
結論としては「切った方がいい」です。
花が株の体力を多少は奪うのは間違いありません。
ただ、あまり神経質になる必要もなく、
普段の植え替えや日当たりなどの方が大切そう。
もしも咲いてしまっても、それですぐさま枯れたりはしないので
「長く咲かせすぎない方が安全」くらいにお考えください。
エケベリアは花は何度も咲くタイプの植物ですが、
万が一、生長点から花が出てきた場合は危険信号です。
生長点が伸びるようにして花が出た場合はおそらく、
文字通り「最後のひと花」を咲かせて枯れるつもりです。
こちらの写真は、
以前調子を崩して生長点から花を咲かせたブラックプリンス。
葉にサビ模様が出て、なにか病気かと思っていたら
あっという茎が伸びて葉が落ち、
花を咲かせてやがて枯れてしまいました。
あとでわかったのですが、ダニ被害を受けていたようです。
最後の力を振り絞ったのが、この姿なのでしょう。
もっと早く気づいていれば…( ;ω;)
ブラックプリンスやアガボイデスなどの
葉が赤や緑色で、ワックスがかからない品種は
ダニの被害に遭いやすく感じます。
対策として、頭から水をかけるようにしたら多少マシになったかも…。
殺ダニ剤も使いましたが、実は効果はよくわからず…(´・ω・`)
ダニに限らず殺虫剤は、虫が耐性を獲得してしまえば無意味になるので
何種類か使いまわさないと効果が得られないかもしれません。
ならば水圧という物理攻撃の方が確実な気がします。
水やりついでにできて時短ですしね。
生長点からの花でなければ、エケベリアの場合は心配せず
可愛いお花を楽しまれてはいかがでしょうか。
手折っても水なしで1週間くらいは楽しめますよ〜。
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